朱梅邨 しゅ・ばいそん

宣統3年(1911)2月生〜   
製作年  不明
 名は兆昌、自ら独眼半聾居士と署し、花野漁父と号す。呉湖帆の甥で、13歳より弟子でもある。江蘇省呉県の人。家学淵源にして、名蹟を見ることが多かった。1929年には全国美展古画部保管員を勤めた。
 1930年代に呉湖帆・張大千・馮超然等と「正社画会」を組織した。1936年に上海に転居。1950年に新国画研究会に、翌年には図画彩印改正会に加入した。
 人物・山水・花卉に長じ、秀逸精妙である。仕女も工にした。上海中国画院一級美術師で、中国美術家協会会員・上海文史研究館館員。


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