元済・潘昌煦

   
元済 ろう・げんさい 同治3年(1864)生〜民国36年(1947)歿
製作年  1944年(81歳)
 字は莱臣、虚齋と号した。浙江省呉興の人。清の挙人で、幼くして画を好み、山水は、近くは倪黄を、遠くは董巨を、また花卉
は南田に帰した。鑑別に精しく、収蔵に富む。
 著に『虚齋名画録』20巻、『虚齋名画続録』4巻(民国14年)がある。

   
潘昌煦 はん・しようく 同治13年(1874)生〜歿年調査中
製作年  不明
 字は由笙、江蘇省蘇州の人。光緒戊戌(1898)の進士。留学生として日本に遊び、帰って翰林院編修、国史館協修、編査処協修、武英殿協修、政事堂法制局参事、大理院推事兼庭長、大総督府顧間に任じ、また燕京大学法律教授となり、民国18年には国立清華大学政治学系講師をも兼ねた。


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